時間|2024年10月30日(水)~ 10月31日(木)
会場|国立台湾芸術大学 彫刻学系 1002視聴覚教室
(新北市板橋区大観路一段59号)
概要|
「彫刻創作大学院生国際フォーラム」は、国立台湾芸術大学 彫刻学系と多摩美術大学 美術研究科が共同で企画・開催する国際的な交流イベントです。2日間にわたる本フォーラムでは、アジア各国の高等教育機関に在籍する彫刻専攻の大学院生が一堂に会し、自身の創作背景や研究テーマを発表し、国を超えた文脈の中で活発な意見交換を行います。
本イベントは2018年に初開催され、今年はパンデミックを経て再始動され、さらに規模を拡大。台湾、日本、韓国、タイ、シンガポールなどから多数の大学が参加します。参加校は、多摩美術大学、沖縄県立芸術大学、筑波大学、金沢美術工芸大学、シンガポール芸術大学 南洋芸術学院、シルパコーン大学、弘益大学、国立台北芸術大学、大葉大学、国立台湾芸術大学など、計37名の彫刻専攻大学院生が発表を行います。
本年のテーマ「思考の放物線」は、彫刻における「モノ」への伝統的な着目から出発しつつ、創作の背後にある思考の軌跡に目を向け、創造的思考を様々な方法で可視化・具体化し、現代彫刻の新たな可能性を提示することを目的としています。フォーラムは全6セッションで構成され、各セッションのテーマは「素材と造形」「絵画性と触覚的イメージ」「身体と自己像」「幻想と身体化」「物質・行為・コンセプト」「文化的イメージとオブジェクト」となっています。また、2回の総合討論では、各大学の彫刻分野の教員が登壇し、発表内容に対するコメントとフィードバックを行います。
本フォーラムは「第15回国際袖珍彫刻展」の関連イベントとして位置づけられ、若手彫刻家たちの創作背景や表現の共有・対話を促進することを目的としています。コロナ禍によって中断された国際交流の再開の場となり、次世代の彫刻創作および研究の基盤づくりを支援します。
主催|
国立台湾芸術大学(National Taiwan University of Arts)
多摩美術大学(Tama Art University)
協力機関|
沖縄県立芸術大学(Okinawa Prefectural University of Arts)
筑波大学(University of Tsukuba)
金沢美術工芸大学(Kanazawa College of Art)
シンガポール芸術大学 南洋芸術学院(University of the Arts, Singapore Nanyang Academy of Fine Arts)
シルパコーン大学(Silpakorn University)
弘益大学(Hongik University)
国立台北芸術大学(Taipei National University of the Arts)
大葉大学(Da-Yeh University)
企画・運営|
国立台湾芸術大学 彫刻学系
(Department of Sculpture, National Taiwan University of Arts)

